OneDrive for Business の個人用オンライン ストレージ上限を 25TB に拡張してみた① まずは5TBに拡張してみよう
Office365のOneDrive for Businessとは?
まずはMS公式ドキュメントから
OneDrive for Business サービスの説明
OneDrive for Business プランを比較する
https://products.office.com/ja-jp/onedrive-for-business/compare-onedrive-for-business-plans
ざっくり書くと
OneDrive for Business Plan 1が付くOffice365のプランであるE1やBusiness、単体契約プランは1TBが個人用オンラインストレージが上限です。
OneDrive for Business Plan 2が付くOffice365 のプランであるE3やE5、単体契約プランやSharePoint Online Plan2 が今回25TBへ拡張する道があるプランということになります。
前提条件
最新の高度な機能を Office 365 で
このOneDriveの説明を見てみると、
容量無制限の個人用オンライン ストレージを使用できるのは、対象のプランのサブスクリプション ユーザー数が 5 人以上の場合です。それ以外の場合はユーザー 1 人あたり 1 TB となります。初期容量としてユーザー 1 人あたり 1 TB 分の OneDrive for Business ストレージが用意され、管理者がユーザー 1 人あたり 5 TB まで増量できます。さらにストレージが必要になった場合は、Microsoft サポートにご連絡ください。ユーザー 1 人あたり最大 25 TB 分のストレージが OneDrive for Business でプロビジョニングされます。25 TB を超える分のストレージについては、25 TB 分の SharePoint チーム サイトとして個々のユーザーにプロビジョニングされます。
と書かれています。E3,E5,単体契約プラン等で5ユーザー分のサブスクリプションが必要ということになります。


流れとしては
まずはデフォルトで1TBになっている
↓
管理者画面で5TBまで拡張出来る
↓
さらに必要になったらいきなり25TBに拡張できます。ただし、要Microsoftサポートに連絡
となります。
(別ページに記載内容より)

まずは5TBに拡張してみましょう
[Microsoft 365 管理センター] – [すべての管理センター] – [OneDrive] – [ストレージ]
規定のストレージが1024になっていますので、これを5120にして保存します。

25TBにする際に避けて通れないため、PowerShellで実施する方法も一応記載しておきます。
・SharePoint Online Management Shell インストール
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=35588
・組織内のすべてのユーザー OneDrive Url のリストを取得する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/onedrive/list-onedrive-urls
※これをしないと、拡張したいユーザーのOneDriveのアドレスが分かりません。
・Powershell実施
(全体に対して)
Set-SPOTenant -OneDriveStorageQuota 5242880
(各ユーザー個別)
Set-SPOSite -Identity https://xxxx-my.sharepoint.com/personal/xxxxxxxxx 5242880
とりあえず5TB拡張まで記載しました。次回、25TB拡張について記載します。