Teamsでサービス電話番号を設定する ④キューに対して複数のリソースを割り当てる

キューとリソースアカウントは1対1ではない

キュー作成画面で分かると思いますが、キューはあくまでチャンネル数、応答メッセージ、着信コールする制御、転送制御があたりが中心の機能であり、リソースアカウントは1つである必要はないようです。

今後構築して行くキューの構成を簡単に図にしました。こんな使い方も問題なく出来るでしょう。問題は日本語・英語・フィリピン語で電話が来るのでAさん~Dさんを揃えるのが大変ですよね。実際には言葉単位でキューを分ける運用になるでしょう。

キューにリソースアカウントを追加してみる

追加するキューは電話番号と紐付けをしていないリソースアカウントとなります。

音声 – 通話キュー 画面より「代表番号」キューにアカウントを追加してみます。検索してもリソースアカウント名で入力しても出てきません・・・・。リソースアカウントの表示名で検索したら出てきました。

追加後保存すればキューに対してリソースアカウントを追加することが出来ました。

通話キュー画面でリソースアカウントが2つに増えています。この後、追加したリソースアカウントに対してteamsアプリから発信してみると、キューで設定した音楽が流れ通話エージェントのTeamsアプリがコールし始めました。

リソースアカウントから設定する方法もあるようです

キュー側で追加する方法の他に、リソースアカウントから設定することも出来ました。割当先を「なし」にしていましたが、これにキュー名「代表番号」と入力すると追加が可能でした。どちらの方法でも構わないと思います。

外線着信グループ、内線着信グループ、部・課単位で外線番号を持っている場合はこういった設定で電話要件を満たせるかもしれませんね。