自宅LAN環境を10Gbpsにする①

2021年2月25日

10Gbps 2ポート搭載のWiFiルーターが登場

ずばり、これASUSのRT-AX89Xです。2021年1月中旬頃に登場しました。

それまでも、AU10Gbps光用に1ポートのルーターは出ていましたが、原則5Gbps以下のLANポートが1つというものが大半でした。

WiFi6に対応している商品でありながら、LANは1Gbpsなんてのがフツーにあり欲しいとは思ってませんでした。

だが・・・↓　2ポートですね。

内容はこんな感じです。

デュアルバンドゲーミングWi-Fi無線ルーター、次世代WiFi 6 (802.11ax)、 5GHz:4804Mbps(8ストリーム)、2.4GHz:1148Mbps(4ストリーム)、10G LAN/SFP+ポート、家中をカバーするメッシュWi-Fiシステム機能「AiMesh」搭載。トレンドマイクロ社の技術を採用したセキュリティー機能付。

次世代Wi-Fi規格 – 最新の無線LAN規格802.11ax (Wi-Fi 6)に対応し、5GHz帯で最大4804Mbpsの高速通信を実現
8ストリーム＋4ストリーム通信 – 5GHzで8ストリーム、2.4GHzで4ストリームのWi-Fiを提供
2つの10Gポートインターフェース – 最大限のパフォーマンスを提供する10G LANポートとSFP+ポートを搭載
同時に多くのデバイスとスムーズな通信- 8アンテナ+ 8 LANポートによる同時に多数のクライアントデバイスと接続
AiProtection – トレンドマイクロのセキュリティ技術を採用した「AiProtection」によって家庭内LANを強力に保護
AiMesh – 複数のWi-Fiルーターを繋ぎ合わせて、隅々まで広い通信範囲を提供するメッシュネットワークシステムAiMeshに対応

*利用環境の目安 ①広さ:戸建て 3階建/マンション4LDK~ 　②接続台数：72台
*AiMeshの最大構成可能台数は5台となります。

RJ45とSFP+が1つずつということですね。72台接続できるというのもすごいですね。

1階と2階にそれぞれRT-AX89X置くことを決意

我が家の場合NVR510が3つのインターネットセッションを張り、用途別にISPを自動で変える設定にしています。このような設定はNVRクラスでしか出来ないため、RT-AC89Xはメッシュを利用したAPモードとして利用することにします。本体も色々と家庭用とは思えないレベルのセキュリティアプライアンス機能があり、勿体ないと思うところはあります。

が、NVRの直下にはFortigate50Eがあるため、専業のUTMには敵わないということで家庭内10GbpsLAN通信、WiFi6通信に特化して頂きます。

簡単なネットワーク構成図にするとこんな感じです(IPはDHCP予約リースで使用)。

購入品色々と値段

まずルーター2台。価格は98546円だそうです。出たばかりのためか、どのネットショップサイト見ても在庫なし。とりあえず購入だけしておきます。

次に高い2階に置く10Gbpsスイッチですね。入荷の見通しがないため先ほどキャンセルしました。価格は50000円ぐらいです。入荷のタイミングを計って、これの上位グレードのアンマネージドプラス機能付きのものを購入しようかと検討中です。こちらの場合はおよそ80000円といったところです。型番はXS708Eです。どちらも10Gbs~1GBpsオートで8ポート付きとなります。

次は小物関連。

SFP+ケーブルはRT-AC89XとハブをSFP+ポートで接続するため。10GbpsLANボードはデスクトップPCをNAS化するため10Gbpsのタイプを買いました。こちらはすでに到着済みです。

Cat8LANケーブルセットとUSB3.2Gen1用2.5GbpsのLANアダプター2種類です。自宅の縦菅をCat7で結んでいますが、実際はCat6以上ってシールド処理されてノイズに強くなっただけでCat6と同等だそうですね。Cat7以上でRJ45というのは規格に無いとか。今回はCat8という超??ノイズに強いケーブルセットを購入しました。LANアダプターもUSB3.2Gen1?新規格?と思いましたが、USB規格の名前が変わっただけで、実質USB3.0で良いようです。

USB3.0用のLANアダプタは2.5Gbpsあたりが現実的な商品のため、据え置きタイプのノートPCや一体型PCにこれらを設置する予定です。10GbpsLANボード搭載ノートPCの登場はあと1-2年は先のような感じですしね。WiFi6搭載機の方が現実的なので、WiFi6に期待しましょう。現時点で対応している我が家の端末はiPhone12だけとなります。