サーバをRyzen9 3900でリプレースする①

サーバの限界が来ました

現在使用しているサーバ機は2015年に購入したHP製Stream Miniです。最近ではミニPCというジャンルで超小型PCは珍しくなく、Ryzenが出た今となっては超小型でありながら性能も良いRyzen5 4500uのASUS PN50など選択肢が多くなりましたね。

以下のStream Miniはメモリ増設で6GB、追加2.5インチSSD 120GBという仕様で、現在はRAIDディスクケース接続によるストレージサーバとsyslogサーバアプリ常駐によるUTMログ保持に使用しています。RDP等すると遅いですが、この用途だと多分まだ十分という感じではありました。

ただ、別PCで動画エンコードをしており、こちらの電力コスパが良くないため、思い切ってサーバと動画エンコードのPCをまとめた1台を作りリプレースすることにしました。

Ryzen9 3900選択した理由

まずはCPUスペックとTDPの表から。性能とTDPの観点で考えるとRyzen9 3900となります。Xの方が最大クロックも高いのですが、消費電力重視でXなしとしました。UPSに電源をつなげる必要もあるため、大電力用のUSPを買いなおすまではしないこととしました。

Ryzen5 4500U等は上記スコアで大体10000弱程度。TDP15Wと考えると今使っている古いCore i7動画エンコードマシンと同等の性能なのですごいとは思いますが、TDP65Wで30000越えの性能のRyzen9 3900だとエンコードも十分です。高いですが・・。

買ったパーツはこんな感じです

今絶賛注文中です。Ryzen9 3900を使ったPCは販売されてませんでした。よほどでもない限りパーツから作ろうと思わなかったのですが、今回ばかりは作るしかないようです。

以下、現在注文中のパーツ類一式です。グラフィックボードはGeforce GT710、超低電力なGPUです。現在のエンコードPCもGT730を使っているのですが、思い切って超低電力にしてみました。CPUが47,800円・・高いですね。12コア24スレッドに期待して。

合計13万円ぐらいですかね。